2019
Dec
04
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2019年度宅建試験の合格発表がありました!
2019年12月4日に、2019年度(令和元年度)の宅建試験の合格発表がありました。それによれば、合格点は35点以上で、合格者は昨年度から4121人増え、合格率は昨年より1.4ポイント高い17.0%だったとのことです。
事前の合格ライン予想では36点という予想が多かったのですが、36点にすると合格者が少なすぎるということで、35点を合格点にして、少し多めに合格させたんだろうと思います。自己採点で35点だった受験生の皆様、試験後もハラハラしていたと思いますが、おめでとうございます。
ここ数年の合格点の上昇傾向に少し歯止めがかかったとは言え、7割の正答をしないと合格できず、しかも、人気資格だけあって、受験生のレベルは年々上がっているように思います。
宅建試験は、いわゆる「賢い」人でなくても、勉強の仕方や時間のかけ方によっては合格できる試験ではありますが、最近の状況を見ていると、「誰でも」頑張れば合格できるという試験ではなくなってきているように思います。
2020年度の宅建試験は、民法の大改正をふまえた出題になりますので、権利関係のうちの民法(通常10問出題)について、過去問をそのまま解くのはむしろ有害になりますし、改正前の民法の内容を知っている方は、「どっちが改正法だったっけ・・・」と混乱することになります。もちろん、弁護士業務上は、旧法も改正法も両方知っておかないといけないので、私個人としては、旧法を忘却の彼方に押しやることもできず、改正法を教える側も大変です・・・。
何はともあれ、本年度受験された受験生の皆様は、本当にお疲れ様でした。合格された方は、ぜひ資格を有効に活用していただき、残念ながら来年度も受験しないといけない方は、しばらくは冬眠して、春の目覚めに備えてください。
事前の合格ライン予想では36点という予想が多かったのですが、36点にすると合格者が少なすぎるということで、35点を合格点にして、少し多めに合格させたんだろうと思います。自己採点で35点だった受験生の皆様、試験後もハラハラしていたと思いますが、おめでとうございます。
ここ数年の合格点の上昇傾向に少し歯止めがかかったとは言え、7割の正答をしないと合格できず、しかも、人気資格だけあって、受験生のレベルは年々上がっているように思います。
宅建試験は、いわゆる「賢い」人でなくても、勉強の仕方や時間のかけ方によっては合格できる試験ではありますが、最近の状況を見ていると、「誰でも」頑張れば合格できるという試験ではなくなってきているように思います。
2020年度の宅建試験は、民法の大改正をふまえた出題になりますので、権利関係のうちの民法(通常10問出題)について、過去問をそのまま解くのはむしろ有害になりますし、改正前の民法の内容を知っている方は、「どっちが改正法だったっけ・・・」と混乱することになります。もちろん、弁護士業務上は、旧法も改正法も両方知っておかないといけないので、私個人としては、旧法を忘却の彼方に押しやることもできず、改正法を教える側も大変です・・・。
何はともあれ、本年度受験された受験生の皆様は、本当にお疲れ様でした。合格された方は、ぜひ資格を有効に活用していただき、残念ながら来年度も受験しないといけない方は、しばらくは冬眠して、春の目覚めに備えてください。
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