弁護士上田孝治の“ 法律あれこれBLOG ”

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生命保険の死亡保険金がある場合の相続における扱い

〔死亡保険金は相続財産になるのか〕 人が亡くなると相続が発生しますが、亡くなられた方が生命保険の被保険者となっていた場合、死亡保険金が発生することになります。 この死亡保険金が仮に相続財産になるのであれば、保険金は他の遺産と同じように相続人に引き継がれることになりますが、相続財産になるかどうかは、誰が保険金受取人に指定されているかによるとされています。 なお、相続税に関して、保険金を相続によって取...
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遺言がない場合に、誰が相続人になるのか

〔配偶者は、常に相続人になる〕 亡くなられた方(「被相続人」と呼ばれます)に配偶者がいれば、配偶者は常に相続人になります。 そして、亡くなられた方に子ども、親、兄弟姉妹などの血族相続人がいなければ、配偶者が単独で相続することになりますし、血族相続人がいれば、その方と共に相続人になります。 ここで「配偶者」というのは、法律上の婚姻関係にある者(籍を入れて夫婦になった者)のことですので、どれだけ仲睦ま...
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借地契約や借家契約における賃料(地代や家賃)の増額・減額請求

〔どのような場合に、賃料の増額・減額請求ができるのか〕 建物を所有する目的での借地契約における地代や、建物の賃貸借契約における家賃については、借地借家法によって、地代・家賃の増額請求や減額請求が認められています。 具体的には、①土地・建物に対する租税その他の負担の増減、②土地・建物の価格の上昇・低下その他の経済事情の変動、③近傍同種の土地・建物の賃料に比較して不相当となったときのいずれかの場合に、当...
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「特定デジタルプラットフォーム提供者」として、グーグル・メタ(旧フェイスブック)・ヤフーが指定(2022年10月3日のニュース)

 経済産業省のニュースリリース(2022年10月3日付け)によれば、デジタルプラットフォーム(DPF)取引透明化法の規制対象となる「特定デジタルプラットフォーム提供者」として、グーグルとメタ(旧フェイスブック)、ヤフーを指定したとのことです。〔DPF取引透明化法の規制対象の拡大〕 そもそも、DPF取引透明化法とは、デジタルプラットフォームにおいて、規約の変更や取引拒絶の理由が示されないなど、取引の透明性及び公正性...
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Author : 上田 孝治(Koji UEDA)

‣2003年 弁護士登録
‣神戸さきがけ法律事務所 代表弁護士
‣宅建試験対策講座 講師
‣芦屋市都市計画審議会 委員
‣国民生活センター 客員講師
‣兵庫県サイバー犯罪対策ネットワーク 特別会員

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