弁護士上田孝治の“ 法律あれこれBLOG ”

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相続権をはく奪したい場合 ~廃除~

〔遺産を渡したくない場合に取りうる方法〕 人が亡くなれば、民法で定められた相続人(法定相続人)が、民法で定められた割合(法定相続分)で遺産を相続することになる(法定相続)のが原則です。 もちろん、遺言を作成したり、生前贈与をすることによって、法定相続とは異なる内容で自分の持っている財産を引き継がせることもできます。しかしながら、そこには、遺留分(いりゅうぶん)という一つの壁が立ちはだかりますので、...
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自筆証書遺言を作成する場合の注意点

〔①具体的な財産の内容をどこまで書くか〕 遺言の書き方として、「長女に遺産の2分の1を相続させる」といったように割合だけを書く方法もありますが、「長男に対して自宅の土地建物を相続させる」といったように、具体的な財産の内容を書いた上で相続させる方法もあります。 遺言に具体的な財産を書かなければ、そもそも亡くなった人にどのような財産があるのかが相続人に分かりにくいですし、相続人が、遺産分割協議で具体的...
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遺言書の作成を特にオススメするケース 三選

〔ケース① 夫婦の間に子供がおらず、夫婦に兄弟姉妹がいる場合〕 子どもがいない夫婦で、夫(あるいは妻)が死亡し、夫(あるいは妻)に兄弟姉妹がいる場合は、遺言を作成することを強くオススメします。 この場合、遺言がないと法定相続になり、相続人は残された妻(あるいは夫)と亡くなった夫(あるいは妻)の兄弟姉妹になります。そして、相続する割合は、残された妻(あるいは夫)が4分の3、亡くなった夫(あるいは妻)...
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元妻を殺人容疑で逮捕=「紀州のドン・ファン」死亡―体内から覚せい剤・和歌山県警(2021年4月28日のニュース)

 @niftyニュースによれば、「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、資産家として知られていた野崎幸助さんを、元妻の須藤早貴容疑者が、急性覚せい剤中毒にさせて殺害した疑いで逮捕された、とのことです。《野崎さんの遺産相続は?》 まだ逮捕された段階ですので、殺人容疑の真相は分かりませんが、この件を「相続」という視点で分析してみます。 亡くなった野崎さんに子どもや両親はいなかったようですが、2020年5月には、野崎さん...
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Author : 上田 孝治(Koji UEDA)

‣2003年 弁護士登録
‣神戸さきがけ法律事務所 代表弁護士
‣宅建試験対策講座 講師
‣芦屋市都市計画審議会 委員
‣国民生活センター 客員講師
‣兵庫県サイバー犯罪対策ネットワーク 特別会員

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