弁護士上田孝治の“ 法律あれこれBLOG ”

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令和3年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係(問1~14)」の問題分析〔その3〕(問7~10)

《問7 契約不適合責任》  ☆難易度 ⇒ 比較的、難しい 肢1と肢2は基本的な知識なので間違えられないところです。 肢3は、催告による解除が必要となる場合があるのを思い浮かべて、×としたいところです。 肢4は、民法576条の内容ですが、宅建試験レベルでは激ムズなので、分からなくても仕方ありません。《問8 工作物責任》  ☆難易度 ⇒ かなり簡単 肢1は、占有者の責任なので、必要な注意をすれば責任を負わない...
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元妻を殺人容疑で逮捕=「紀州のドン・ファン」死亡―体内から覚せい剤・和歌山県警(2021年4月28日のニュース)

 @niftyニュースによれば、「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、資産家として知られていた野崎幸助さんを、元妻の須藤早貴容疑者が、急性覚せい剤中毒にさせて殺害した疑いで逮捕された、とのことです。《野崎さんの遺産相続は?》 まだ逮捕された段階ですので、殺人容疑の真相は分かりませんが、この件を「相続」という視点で分析してみます。 亡くなった野崎さんに子どもや両親はいなかったようですが、2020年5月には、野崎さん...
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令和2年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係」の問題分析〔その3〕(問6~10)

《問6》錯誤取消 民法改正により、錯誤に関するルールが整備されましたので、そこから出題されました。もっとも、錯誤に関する民法改正は、基本的には従来の最高裁の考え方や解釈論を条文化したものですので、実質的な変更ではありません。 肢1と肢4が表意者に重過失がある場合の取消の可否、肢2と肢3がいわゆる動機の錯誤の場合の取消の可否になり、論点としては比較的簡単ですが、事例問題の形式なので、(特に肢2~4は...
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Author : 上田 孝治(Koji UEDA)

‣2003年 弁護士登録
‣神戸さきがけ法律事務所 代表弁護士
‣宅建試験対策講座 講師
‣芦屋市都市計画審議会 委員
‣国民生活センター 客員講師
‣兵庫県サイバー犯罪対策ネットワーク 特別会員

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