弁護士上田孝治の“ 法律あれこれBLOG ”

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令和3年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係(問1~14)」の問題分析〔その4〕(問11~14)

《問11 借地》  ☆難易度 ⇒ 比較的、簡単 肢1は、事業目的の借地は、通常の定期借地でもできるという、よくあるひっかけ問題ですので、ある程度勉強していれば対応できるはずです。 肢2は、ごく基本的な知識で解ける簡単な肢です。 肢3は、建物譲渡特約付き借地権は、期間30年以上で、書面は必要ありませんので、×となります。 肢4は、一時使用の借地権なので、存続期間などの規定は適用されず、〇となります。《問12...
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令和3年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係(問1~14)」の問題分析〔その3〕(問7~10)

《問7 契約不適合責任》  ☆難易度 ⇒ 比較的、難しい 肢1と肢2は基本的な知識なので間違えられないところです。 肢3は、催告による解除が必要となる場合があるのを思い浮かべて、×としたいところです。 肢4は、民法576条の内容ですが、宅建試験レベルでは激ムズなので、分からなくても仕方ありません。《問8 工作物責任》  ☆難易度 ⇒ かなり簡単 肢1は、占有者の責任なので、必要な注意をすれば責任を負わない...
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令和3年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係(問1~14)」の問題分析〔その2〕(問3~6)

《問3 契約当事者の死亡と契約の行方》  ☆難易度 ⇒ 比較的、難しい 様々な契約において、一方当事者が亡くなった場合に、契約は果たしてどうなってしまうのかという分野横断系の問題です。 それぞれの肢は、それほど細かい知識ではありません(アの「準」委任って何??と思った方はいたかもしれません。。)が、分野横断でしかも個数問題で出されると、ややしんどい感じがします。少なくとも、イとエは、賃貸借と使用貸借...
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令和3年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係(問1~14)」の問題分析〔その1〕(問1~2)

《はじめに》 令和3年(2021)年10月17日、「令和3年度宅地建物取引士資格試験」が実施されました。 受験された皆様、まずは本当にお疲れ様でした! 気になる合格ラインについては、昨年度(合格点38点)よりも全体としてかなり難しくなったことから、35点前後になりそうというのが大方の予想ですが、果たしてどうなるのでしょうか? ということで、今年も、宅建試験の権利関係(問1~14)の問題について、4回に分けて簡単...
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令和2年度 宅地建物取引士資格試験 「権利関係」の問題分析〔その1〕(権利関係全体)

 令和2年(2020)年10月18日、「令和2年度宅地建物取引士資格試験」が実施されました。受験された皆様、まずは本当にお疲れ様でした! 気になる合格ラインについては、例年以上に各予備校の予測が割れているようで、39点以上であれば大丈夫ということは言えそうですが、38点以下は結果がはっきりするまで分からないというハイレベルな争いになりそうです。今年は、コロナ禍の影響により、受験者数自体が減少していることと、2...
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Author : 上田 孝治(Koji UEDA)

‣2003年 弁護士登録
‣神戸さきがけ法律事務所 代表弁護士
‣宅建試験対策講座 講師
‣芦屋市都市計画審議会 委員
‣国民生活センター 客員講師
‣兵庫県サイバー犯罪対策ネットワーク 特別会員

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